使おう

木造幼稚園の画像

みやざきの木づかい

都城市立図書館(都城市)

構造鉄骨造 3階建(減築・改修、内装木質化)
木材利用量40.02㎥
特徴全体の素材や配色を工夫し、木材の存在感を最大限感じられるようにしている
使用樹種スギ・ヒノキ
竣工平成29年12月

宮崎キネマ館(宮崎市)

構造木造(新築)
鉄骨造(既存建物内装木質化)
木材利用量木造(新築)62.33㎥
鉄骨造(既存)38.18㎥
使用樹種スギ、スギヒノキハイブリッド集成材
特徴全体の素材や配色を工夫し、木材の存在感を最大新築部分は木造で外壁にも木材を使用。
鉄骨造部分の木質化では、プレカットしたインフィルで劇場の間取りを構成
竣工令和3年4月

道の駅きたごう(日南市)

構造木造 平屋建
木材利用量230.94㎥
使用樹種スギ
特徴般流通材を使用して建設し、建具や家具にも県産材を使用
竣工令和5年8月

建築物の木造化・木質化

住宅

宮県産材を活用した木造住宅に住むことは、災害防止、水源涵養、多様な生物が生きる環境づくり、さらには地球温暖化防止にもつながります。

県では、県産材を利用した木造住宅の建築をより推進するため、「みやざき材の家ネットワーク部会」を設置し、工務店等と連携する仕組みづくりを行い、みやざき材の家づくりの強化を図りっています。

非住宅

現在、地球温暖化が深刻な環境問題として大きくクローズアップされる中で、脱炭素社会の実現や持続可能な開発目標(SDGs)への貢献など木材の活用に対する期待がますます高まっています。
木材は、調湿性に優れ断熱性が高くリラックス効果があるなど、人にやさしい、心安まる素材であるとともに、鉄やコンクリート等に比べ加工等に必要なエネルギーも低い環境にもやさしい省エネ資材であり、炭素を長期間貯蔵できる機能を有する再生産可能な資材です。これらの優れた特性を持つ木材の利用を推進することは、森林の適正な整備を通じた森林の有する多面的機能の持続的な発揮や、2050年ゼロカーボン社会の実現にも大きく貢献するものであることから、住宅以外の中大規模の建物の木造化・木質化も進んでいます。

「みやざき木造塾」と「みやざき木造マイスター」

非住宅分野における建築物の木造化・木質化を推進するため、令和元年度より、木造建築物に関心のある建築士などを対象とした「みやざき木造塾」を開催し、「みやざき木造マイスター」の育成に取り組んでいます。

■ 宮崎県庁ホームページ
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/miyazaki-sugi/shigoto/ringyo/woodenmeister.html

みやざき木の建築推進協議会

令和6年9月2日、宮崎県における木造建築の未来を担う新しいネットワーク『みやざき木の建築推進協議会』が設立されました。木造建築物に関わるみやざき木造マイスター(建築士)をはじめ、建築、林業・木材産業の関係者など幅広い分野の関係者で構成され、相互の連携を図り、県産材を活用した建築物の普及啓発を行い、地球環境の保全や快適な空間の形成とともに、本県の経済波及効果と森林保全の推進、建築物の木造化・木質化に関わる技術力の向上を図っていきます。

■宮崎県庁ホームページ
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/miyazaki-sugi/shigoto/ringyo/miyazakikinokentiku.html

補助制度を使おう

県庁ホームページでは、県産材を利用する際に活用可能な補助事業について掲載しています。
補助率や条件などの詳しい情報は、こちらをご確認ください。

■ 宮崎県庁ホームページ
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/miyazaki-sugi/shigoto/ringyo/hojojigyo.html